ゆっくり魔理沙の自衛隊装備講座 第四回
前回よりも早めにうpできた第四回。自衛隊の高い自己完結性を保つために活躍する裏方装備を紹介。…
陸上自衛隊においてもっとも「実戦」を経験している装備である。陸上自衛隊では旧日本陸軍と異なり(一応は)兵站作業を重視している。その中で、野外演習などにおける食事は重要なもので、士気の維持などに暖かい食事はかかせない。戦闘糧食(レーション)も重要だが、暖かい食事は明日への活力を維持する源になるのだ。よって野外における食事を作るための機材として開発された。牽引式車輌の形をとっておりトラックなどで牽引する。その性能については灯油バーナーを使った6基を使って主食である米を炊くほか、食材の煮炊きが可能である。炊飯のみに使用した場合は約600名分、主食・副食・汁物の同時調理であれば200名分が可能とされている。ただしこれには裏があり、灯油バーナーの火力調整が基本的には不得意であるとのことで、あくまで調理できるのは炊飯、煮物が中心となり焼き物は不得意(というか実質無理)であるとのこと。またレトルトパックなどの利用が行われているという話もある。従来までは隊員以外の人たちにとって知る人ぞ知るマイナー装備だったのだが、阪神大震災以後、災害地における自衛隊支援でこの装備が注目されることになった。ガス、電気、水道などのライフラインが提供されない状況でも被災地の方々に暖かい食事を提供できたのはこの装備のおかげでもある。このことからTV番組まで取り扱われることになった。以後、駐屯地の公開イベントでは必ず人々が足を止める人気?の装備となっているようだ。また同様の公開イベントではカレーライス、豚汁などがこの野外炊具1号で調理され、一般民間人の方々に提供される場合もあり動画も公開されている。また、地方自治体などが主催するイベントでは『給湯支援』の名目で自衛隊員と共にイベント会場へと『出動』するケースがたまに見られる。ちなみに野外炊具1号を小型化した野外炊具2号も作られている。こちらは灯油バーナーが三基になっているとのこと。現在、野外炊具1号(改)、野外炊具2号(改)が配備されているが、旧来の野外炊具1号に比べると各種欠点があるらしく、現場の隊員からの改善要求が出されているという話もちらほら。ちなみにwikipediaには、おそらくこの装備を使った隊員(あるいは経験者)が記述したと思われる箇所があり、旧型においては詳細な取扱い手順が書かれているとともに新型とも怨嗟にも似た手厳しい評価が記述されているので興味のある方は読んでほしい。ちなみに同型のものが石原軍団のもとにあり、イベントやボランティア時の炊き出し作業で活躍しているという。
前回よりも早めにうpできた第四回。自衛隊の高い自己完結性を保つために活躍する裏方装備を紹介。…