仮面ライダーカブト 第40話
時空の彼方で、天道はひよりと、そして擬態した自分と出会う。一方、ワームとしての記憶を取り戻し…
1999年。東京・渋谷区。そこから世界は激変した。渋谷一区画を破壊し尽くすほどに巨大な隕石が落下し、多くの人命が失われたのである。しかしそれは本当の脅威の序章にしか過ぎなかった。人間に擬態し、人間に成り代わり、人間社会を乗っ取らんとするワームの蔓延――渋谷を壊滅させた隕石に乗って来訪した侵略者は徐々に、しかし確実に人類社会へと浸透していった。2006年。東京。ワーム出現の通報を受け、加賀美新は現場に急行した。既にZECTの対ワーム戦闘部隊ゼクトルーパーたちは戦闘を開始していたが、状況は芳しくない。新人の加賀美の仕事は彼らの戦闘状況を指令車に伝えるカメラ役である。なんの手助けもできず、次々と倒れて行く仲間たちを加賀美は見ているだけしかできなかった。惨敗を期した翌朝。帰宅する加賀美の前に珍妙としか言えない男が現れた。彼は作務衣姿で都内を闊歩し、暴漢に怯えることなく軽々とあしらい、豆腐を持ち歩いていた。「なんなんだお前」「天の道を往き、総てを司る男……。オレの名は天道総司」加賀美の部隊にライダーベルトが到着した。加賀美はベルトの装着を上司に申し出るが既に資格者は決まっていると断られる。そこにワーム出現の通報が入る。加賀美たちは現場に向かい戦闘を行うが、やはりクロックアップしたワームには手も足も出ない。加賀美は再び上司にライダーベルトの使用許可を訴えた。現場の判断で加賀美の訴えは許された。ライダーベルトを装着する加賀美。ライダーシステムの心臓部たるカブトゼクターが時空を飛び越えて飛来する。しかし、カブトゼクターは加賀美の手を飛び越え、太陽を逆光にする男の手に収まった。その男、天道総司は厳かに叫んだ。「変身!」運命の時より七年。仮面ライダーカブトは遂に地上へと降臨した。天の道を往き、総てを司る男の戦いは始まったばかりである。
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